2008年8月8日 星期五

08.08 指

指先が永遠を描いていく
死んでしまった夜のように
一刻の時を止めようとしている
黙り込んだ世界に耳を澄ませる
そこにはきっと寂しさが騒いでいる
屋根の上には心の中と同じ
雨音が怖くなった穏やかさな日々に
揺らがれる釣り鐘の如き
次にやってくる平和を
絶望とともに座り込んだあの朝のように
解いては絡んでゆく
誰かの心を待っている指先のように。

1 則留言:

Unknown 提到...

雖然看不懂 但是覺得好棒...